>>【真似しやすい!】ケトジェニック1週間の食事メニュー例

ケトジェニックダイエットの代表的な10個のデメリットとその解決法

デメリット 基礎知識

ケトジェニックダイエットのデメリットとは?

ケトジェニックダイエットは多くのメリットがある人気のダイエット方法です。一方でケトジェニックダイエットにはどういったデメリット・短所があるのでしょうか?

これからケトジェニックダイエットに取り組もうと考えている方は、メリットと合わせてデメリットも把握することで、よりケトジェニックダイエットの成功に繋がりやすくなるでしょう。

今回はそんなケトジェニックダイエットのデメリットとその対応をまとめてました。

1.白米・パンが食べられない

まずはわかりやすいところで、糖質の摂取を抑えるため、白米やパンを食べられないということが最大のデメリットと言われがちです。

やはり食事の中で白米やパン、パスタやそばうどんといった、いわゆる主食がないと食事をした感じがしない…と感じられる方も多いので、ここが最大のデメリットとなってしまいます。

ケトジェニックダイエットを実践される方の中にも白米やパン好きの方は多いのですが、ケトジェニックダイエットは短期間で集中的に実施することが多いので、その時期だけは我慢と割り切って実施する事が多いようです。またケトジェニックダイエット実施中は食欲が落ちてくることが多いため、それにより白米やパンに対する欲求が治まることもあるようです。

2.フルーツやお菓子が食べられない

白米とパン同様に糖質が多く含まれがちなフルーツやお菓子を摂取することができないのもデメリットとなります。しかしその他のダイエット方法であっても、カロリーが高くなりがちなフルーツやお菓子はNG扱いであることが多いため、これに限ってはケトジェニックダイエットだけのデメリットとはいえないかもしれません。

こちらも白米などと同様、集中して取り組む時期と割り切って頭を切り替えていくのが大事でしょう。またチーズやナッツなどは間食としても、おやつとしても取り入れやすいので、こうした食材でおやつ代わりにしていくことでも気分転換になるでしょう。

3.肉や魚が中心となってしまう

ある種はケトジェニックダイエットのメリットとも言えますが、食事は肉と魚が中心となってしまうことは避けようがありません。

肉や魚が好き、という方であればメリットでしかありませんが、肉魚が苦手となると取り組みづらいデメリットとなってしまいます。

ヴィーガンの方でもケトジェニックダイエットに取り組まれる方はいらっしゃいますが、肉や魚を避けたかたちで脂肪を多く摂取しようとすると、チーズやナッツなどが中心となってくるため、より「食事らしさ」という部分では満足度が下がりがちになります。

このあたりはご自身の普段の食生活・志向に合わせて、ケトジェニックダイエットを実践するかどうかを検討する必要があります。

4.脂質を多く摂取しなければならない

ケトジェニックダイエットは油を摂るダイエットとも言われるほど、多くの脂質を摂取していくことになります。

胃腸があまり強くない方の場合、多くの脂質の摂取によってお腹を下してしまったり胸焼けを引き起こしてしまうこともデメリットとなります。

そういった方でもケトジェニックダイエットを続ける中で、徐々に身体が慣れてくる傾向にありますが、それでもなかなか慣れない場合は、1回の食事量を減らして脂質の摂取量を減らすことで改善することができます。その分食事回数を増やすことになるため、ご自身の生活スタイルに合わせて調整をしていくことが必要になります。

5.飲めるお酒の種類が限られる

ビールや日本酒、ワインなどアルコールには結構な糖質が含まれており、ケトジェニックダイエット中は飲めるお酒の種類が限られてくる、ということもデメリットとなるでしょう。どうしても糖質が含まれない焼酎やウィスキーなどが中心になってくるでしょう。

しかしアルコールの摂取自体、一般的なダイエットでもNGな行為であるため、これはケトジェニックダイエットだけのデメリットとはならないかもしれません。前述の通りウィスキーであったり、最近では糖質ゼロのビールなども出てきているため、アルコールを摂取しながらでもケトジェニックダイエットを行うことは問題なく実施できると言えそうです。

6.外食がしづらい。外食先が限定される。

ケトジェニックダイエットを実施しようと思うと、どうしても自炊になってしまいがちです。

特にランチなどでは白米やパン、パスタなどの主食ありきのお店が多いですし、飲み会に誘われても気が引ける、というのもよく聞かれる話です。

ただし最近ではコンビニでも低糖質メニューが充実していますので、コンビニだけで無数の糖質制限メニューを組むこともできますし、ファミレスなどでは肉や魚をメインに据えたメニューも多いので、上手く選択すれば外食でもケトジェニックを実施することは可能となります。

また飲み会についても前項の通りアルコールは糖質の含まれないものもありますし、おつまみの中でも刺し身や塩の焼き鳥、ローストビーフなど糖質の含まれないメニューは多くありますので、こちらもケトジェニック中はまったく飲み会に参加できない、ということにはなりません。

7.食費が高くなりやすい

食事メニューの中心となる肉、魚やチーズなどは、炭水化物を中心としたメニューよりも、どうしても食費が高くなりがちとなってしまいます。

この点もケトジェニックダイエットを実践する方の中では「あるある」でもあったりしますが、ここは一つ気持ちを切り替えて必要な投資と考えるしかなさそうです。

その他のダイエット方法でもそうですし、普段の食事でもそうですが、食事を食材レベルで厳選していくとどうしても食費は高くなってしまいます。健康的な食事は食費が高くなりがちになるというのは避けられないことでもありますので、自分の身体に投資するという気持ちで挑むのがよいでしょう。

8.体質によっては体臭などが変わってくる

身体がケトーシス状態になると、体質によっては体臭が出てきたり臭いが変わってくる、という場合があります。

必ずしも全員に出るものではないのですが、気になる方もいらっしゃるかもしれません。

体臭については水分を多く摂るといったことや、食物繊維を摂るといったことで改善できることも多いので、あまり気にしすぎることはないでしょう。

もちろんケトジェニックダイエット期間が終われば、体臭は元の状態に戻ります。

9.体質によっては睡眠が浅くなる

糖質は睡眠の質に影響するとされており、ケトジェニック期間中は日中の眠気が起こらずシャッキっとした状態が続きやすいとされています。その反面、夜なかなか眠気が来ない、といった状態になる方もいます。

もちろんケトジェニック中はまったく眠くならない、というわけでもありませんので、カフェインの摂取を控えたり、寝る前のリラックスタイムを設けるなどの基本的な睡眠対策が効いてきます

10.トレーニングでバテやすくなる

こちらも必ず全員が当てはまるものではありませんが、特に普段から筋トレなどハードなトレーニングをしている人は、ケトジェニック中は最大筋力や持久力が落ちるなど、バテやすい身体になってしまうパターンもあります。
こちらは理由として、糖質の方がより多く体内に貯蔵できているから、という事から起きがちと言われていますが、ケトジェニックを取り入れる方は減量期の終盤に取り入れる事が多いため、そもそもバテやすい身体になっている、という背景もありそうです。

またケトジェニック中に摂取カロリーが少ないアンダーカロリーの状態が続くと、途端にバテやすくなりますので、しっかりと脂質を摂り必要なカロリーを満たすことで、体力の低下を防ぎつつケトジェニックを続けることができます。

ケトジェニックダイエットは高難易度

今回ご紹介したように、ケトジェニックダイエットには特有のデメリットがあり、そのため高難易度のダイエットと称される事も多いです。ただしどういったデメリットがあるのかを把握し、その対策も知ったうえで望むことで回避できることも多いため、まずはしっかりとメリットとともにデメリットも把握しておくことで、ケトジェニックダイエットの成功確率を大きく上げることができるでしょう。

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